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お知らせ
「群馬県森林・緑整備基金社営林による森林由来J-クレジットの創出に関する連携契約」に基づくJ-クレジット創出事業の開始について
一般財団法人 群馬県森林・緑整備基金(以下、群馬県森林・緑整備基金)、エアロトヨタ株式会社(旧商号:朝日航洋株式会社)(以下、エアロトヨタ)及び株式会社INPEX(以下、INPEX)は、本年5月15日に公表した「群馬県森林・緑整備基金社営林による森林由来J-クレジット*1の創出に関する連携契約」*2に基づき、森林由来のJークレジット創出事業を正式に行うことを合意しましたので、お知らせいたします。
本件は本年5月15日に締結した連携契約(非拘束)に基づき協議し、8年間のJ-クレジット創出事業(以下、本プロジェクト)を行うことについて合意に至ったため、改めて連携契約(拘束)として締結したものです。本プロジェクトでは、群馬県森林・緑整備基金の社営林のうち約325ヘクタールにおいて、8年間で約16,300トンのJ-クレジット創出を見込んでおります。
同地域で森林整備と森林由来のJ-クレジットを創出することで、持続可能な低炭素化社会の構築に向けたサーキュラーエコノミー*3を達成することを目指している本プロジェクトは、群馬県のカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに貢献する新規ビジネスの社会実装を支援するための補助対象事業(グリーンイノベーション補助金)に採択されました。
群馬県森林・緑整備基金は、群馬県内唯一の森林整備法人として約1,800ヘクタールの分収林を管理・経営をしています。長期的な森林経営の強みを活かし、森林由来のJ-クレジットという新たな価値を創造することで、森林経営基盤を強化するとともに、森林整備への充当を通じて群馬県内の林業・地域振興に取り組んでまいります。
エアロトヨタは、航空レーザ測量データを活用した森林解析などの空間情報技術を通じて、森林由来J-クレジットの創出に向けた高精度かつ定量的な基礎データの整備を実施いたします。吸収量評価を支える信頼性の高い空間情報を提供することで、群馬県内における森林整備とカーボンニュートラルの両立に貢献してまいります。
INPEXは、日本及び世界のエネルギー需要に応えつつ、2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革に積極的に取り組んでおり、「気候変動対応」を重点テーマの一つと位置づけています。当社のガスパイプライン沿線である群馬県内で脱炭素化に向けた森林由来J-クレジットの創出を連携して目指すことで、地域社会との共生を推進してまいります。
*1 低炭素投資を促進し、日本の温室効果ガス排出削減量の拡大につなげることを目的に、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2などの吸収量を、クレジットとして国が認証する制度。
*2 「群馬県森林・緑整備基金社営林による森林由来J-クレジットの創出に関する連携契約」の締結 | INPEX
*3 限りある資源を無駄なく循環させ、環境負荷を抑えながら発展する経済システムのこと
■本件に関するお問い合わせ先:
エアロトヨタ株式会社 東京営業一部法人グループ TEL:03-3988-1013